2001年4月17日に、森正洋と私・小田寛孝が出資して、デザインモリコネクション有限会社を設立しました。

21世紀になって20世紀の優れたデザインの一つである森正洋デザインの食器をきちんと多くの方々に確実にお届けし、みなさまには使い続けてそのよさを実感していただき、日々の生活をより豊かにしていただけますようにと会社を設立いたしました。

使つづけてくださっている方々に、また使ってみたいと考えてくださっているみなさんに、よりスムーズに器の受け渡しができないかと考えてきました。

結論が出せないままに、2001年9月東京銀座松屋様で「粟辻博・森正洋・柳宗理　三人展」の開催が決まり、これはもうなにか動き出さなければと背中を押された形で販売のための会社設立に至りました。白山陶器・山加商店・広田ガラス様などにご協力をいただき、できる限り多くの商品を用意し、森正洋デザインの全体像を多くの方々に見ていただけるようしました。

森正洋は2005年11月12日に永眠しましたが、今後も氏の残したデザインの多くを作り続けていきます。より多くの方々に使っていただくために販売をし、みなさまに森正洋デザインのすばらしさをお伝えしたいと考えています。